不動産価格は上昇傾向

低金利政策の影響?

日本ではしばらく低金利政策が継続していることから、不動産投資市場は健聴傾向の状態が続いているとされています。
不動産価格が上昇傾向にあり、利回りが低下傾向にあることから、不動産投資を実践している人、これから不動産投資を始めてみようと考えている人にとっては今度の動向が気になるところだと思います。
特に首都圏の物件に関しては不動産価格の上昇がよく見られるだけでなく、不動産投資への注目度の高さから良い物件を見つけるのが難しくなっています。

東京都内が特に不動産投資に最適と言われる理由は、やはり空き室リスクが少ないと考えられるからです。
せっかく物件を手に入れても、入居してくれる人がいなければ家賃収入を得られないため、いつまでも利益を得ることができずに終わってしまいます。
元々人口が少ない地域で利便性の悪い場所に立地しているような物件では、特に空き室が発生しやすいものです。

しかし、東京都内の場合は人口が減少するどころか増加傾向にあるため、良い物件に入居したいと考えている方がたくさん存在しています。
利便性の良さと居住空間の快適性を兼ね備えた物件なら人気が集中するのは必至で、空き室になることはほとんどないと考えられます。

また、今後は東京オリンピックの開催が予定していることもあるため、不動産価格の上昇傾向は更に続くと予想されています。
他にもたくさんのライバルが存在する中で、どのような物件を探したら良いのか考えてみましょう。

参考:ワンルームマンション投資で「長期安定収入」を得る

おすすめは中古マンション

物件価格が上昇傾向にあることから、できるだけ購入資金を抑えて利回りの良い物件を探すことが条件になりますが、このような好条件を満たす物件を探しているライバルはたくさん存在しています。
これは良い物件だとピンと来た場合には、速やかに手続きを済ませて購入したいので、あまり高額な費用をかけたくないという投資家も多いです。

手頃で良い物件を優先的に探したいという場合におすすめなのは、やはり中古マンションです。
中古という概念は築30年の物件でも、昨年建てられたばかりという物件でも同じ中古という括りになります。
見た目も築年数もまるで新築と変わらなくても、一度登記されたものは誰も住んだ実績がなくても中古になって価格も新築時より2~3割は落ちるのです。

不動産価格が上昇傾向にある中で、不動産投資を成功させるためにはセンスが必要とされています。
勘だけでは成功することはあり得ないので、必ず良い物件を見抜く実力を身につけて素早い行動力で決断することも必要になります。
慣れるまでには時間がかかるかもしれませんが、少しずつ不動産投資のコツを掴むようにしてください。