投資信託のベンチマークって何?代表的なベンチマークについてもご紹介!

投資信託で重要なベンチマーク

投資信託を行う上で大切な用語として、「ベンチマーク」という言葉があります。
これは投資信託の販売資料などを見ているとよく目にする言葉で、特に初心者は分からないことが多いです。
しかしベンチマークは投資信託で資産運用を行う上で、必ず理解しておくべき言葉といえます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、じっくりと知れば誰でも理解することができます。

そこでここでは、投資信託におけるベンチマークについて紹介します。
勉強をして、さらに投資信託で資産を増やせるように頑張りましょう。

ベンチマークとはどのようなものなのか

ベンチマークとは「投資信託の運用において、目安となる指数」を指します。
ベンチマークを確認することで、「その投資信託がどのような傾向をもっているのか」を知ることができます。

ベンチマークをチェックすると、その投資信託が前年と比較してどのくらい相場が上がったのか、下がったのかを知ることができます。
このようにして投資信託の「運用成績」を知ることができ、今後の投資に役立てることができます。

ここで多くの人が間違えてしまいやすい用語として、「インデックス」があります。
インデックスもベンチマークと似た言葉として使われてしまいやすいですが、これらは異なる言葉です。
インデックスは「指数」を指し、ベンチマークは「判断基準」を意味します。
これらは混同してしまいやすいため、十分気をつけてください。

また、ベンチマークと関係することが多いことに、「運用スタイル」が挙げられます。
ベンチマークを常に上回るように運用することを「アクティブ運用」、ベンチマークと連動するように運用することを「インデックス運用」といいます。
初心者には、リスクの小さいインデックス運用のほうが向いています。

さらに、代表的なインデックスとして、「TOPIX(東証株価指数)」や「日経平均株価」が挙げられます。
「代表的なベンチマーク」という表現はあまり使いませんが、タイトルでは分かりやすさを重視して使わせていただいています。
ただ、投資信託を含めて、投資では用語の理解がとても大切です。
そのため用語は、きちんと使うように注意するべきです。

ベンチマークについて正しく理解しよう

ここでは、投資信託で資産を運用するときによく出てくる「ベンチマーク」について紹介しました。
ベンチマークについて理解できると、投資信託をよりしっかりと投資手段として活用できるようになります。
逆にあやふやな理解のままで運用を続けていると、ふとしたときに失敗してしまうことにもなりかねません。
このページを読んだことを機会として、ぜひベンチマークについてしっかりと理解するようにしてください。